サービスの特徴と活用事例
3.CFO・経理部長代行機能(ミッションクリティカル業務の継続性支援)
経営管理の要である常勤CFOや経理部長が転職・急病で退任することは、経営管理部門の機能停止に直結する非常事態を意味します。常勤CFOや経理部長の退任が決定した時点から速やかに後任者を雇用する必要がありますが、常勤CFO及び経理部長は人材マーケットにおいては常に稀少な存在であり、人材会社の紹介を利用したとしても、採用活動開始から実務スタートまで、最低2ヶ月は必要といわれています。また、折角、新規採用した常勤CFOや経理部長が入社直後に何らかの理由で退任する事態が生じると、さらに企業が被るダメージは拡大するため、その採用は慎重に行う必要があります。このような場合、「業務の空白期間」にビジネス会計士を投入することにより、資金管理・継続開示等のミッションクリティカルな業務(一時停止することが許されない重要業務)を確実に継続させ、余裕をもって後任者を採用することが可能となります。
投資ファンド様での活用事例
- 新規投資後の統合業務(PMI)の過程で、対象会社の既存経理部長のモチベーションが下がり退職することになり、急遽常勤CFOを採用する必要が生じた。人材会社の紹介を利用しても時間がかかりそうなので、一旦、ビジネス会計士に業務を引き継いでもらい、余裕をもって新規常勤CFOを採用することができた。
上場事業会社様及び総合商社様での活用事例
- 関係会社が業績不振のため清算することになり、大規模なリストラを行い、これに伴い経理部長が転職することになった。会社解散から清算結了までの期間、ビジネス会計士が経理部長の業務を引き継ぎ、無事、清算結了することができた。
オーナー会社様での活用事例
- 株式公開準備期間中に、経理部長が転職することになった。経営管理の整備も手つかずの状態だったため、常勤CFOの採用が完了するまで、一旦、ビジネス会計士が引き継ぎ、かつ、経営管理の整備を進め、スムーズな常勤CFOの導入が実現した。